2005 フランチャコルタ サテン ブリュット フェルゲッティーナ

2011/6/4
FRANCIACORTA D.O.C.G. BRUT SATEN FERGHETTINA
初日
NVの2種コレコレや、ロゼで好印象な造り手、 シャルドネだけで造られるサテンはどうでしょうか。
やや金色を帯びた外観。泡は控えめ。香りは完熟黄色系果実香に続いて、カスタードクリームにモカ、コーヒーリキュールの香り。樽のニュアンスが あるのでしょうが、これはリッチな香りですね。クリスタルを思い出させます。
味わいは香りほどの熟成感はなく、しっとりと甘みのある素直な果実味。栗のようなニュアンスが少しだけあります。そして、余韻が長い ですね。ブランデーやコーヒーリキュールのようなホットな余韻が長く続きます。これは面白い泡だと思います。バターやきのこの風味に 非常にマッチして、至福のひととき。
2日目
泡は弱くなりましたが、カラメルっぽいおいしいニュアンスが持続。リッチな味わいですね。ハードチーズとも良く合います。どんな食事とも 相性いいのではないでしょうか。
NVのフレッシュな印象と比べると、まったりしたコチラの味わいは意外な感じもしましたが、この価格を考えると素晴らしく魅力的なワインですね。

NV FRANCIACORTA D.O.C.G. BRUT SATEN FERGHETTINA
香川のTにて3400円で購入
デゴルジュマンは2009年 ロットはST-1

2012/8/14

約1年ぶりの再開。さて。
外観は金色や、すこし赤みを帯びたイエロー。細かい泡。
香りは完熟レモン、グレープフルーツ、桃、焼き立てのパンのようなイースト香。柔らかく暖かい果実香にうっとりする。
味わいはまろやかな泡と酸味に、角の取れたレモンやスコッチ的なバニラのニュアンス。柔らかい酸ながら、決して重くならず、 熟成がプラスに働いて、すべての要素が軽やかに溶け合っていて、完成度高い。
穴子のバターソテーにレモンを少し絞った料理にピッタリの相性。ほのかにカラメルやコーヒーのニュアンスがあって、非常に 高級感があります。満足度高いです。