2008　シャルドネ　サンタ・イネズ・ヴァレー　オー・ボン・クリマ

2011/8/10 初日 カリフォルニアの白は久々の登場。なんとコレ以来の４年ぶり。 ほんのり黄色な薄めの外観。香りはグレープフルーツ、青りんご、ライム、白い花。ごくわずかにハチミツ。 ピノ・ブランのような、トレッビアーノのような、香りに酸を感じるタイプのワイン。 味わいはストイックな果実味に、しっかりと輪郭を描く酸。上品で清楚なイメージ。口の中で膨らんで、充実した果実味を感じるようになる。 完熟した洋ナシのように、きめ細かくヤスリがけされたような、ひっかかりのないクリーミーとでも言いたいぐらいのしなやかな果実味。そして余韻も崩れません。 これは非常にブルゴーニュ的。そして、時間が経つと表面的な酸が落ち着いてきて、さらにきめ細かさが深まる。 こちらのシャブリとか、ひょっとするとこちらのサントーバンぐらい にも感じたり。 ２、３日目 時間が経過しても、落ちないですね。酸がしっかりしているんでしょう。そして果実味とのバランスがいいのだと思います。 キャップシールの鮮やかな黄色が連想させるのか、”ルフレーヴの最新ヴィンテージです。ACブルゴーニュ０９です。”って言われても、すっかり感心しながら ありがたく飲んでしまいそう。ピュアでいて活き活きとしたメリハリがあり、スケールの大きい立派なシャルドネです。ちょっとこれはいいワインですよ。びっくりしました。

2008 CHARDONNAY SANTA YNEZ VALLEY SANFORD & BENEDICT VINEYARD AU BON CLIMAT 岡山のKにて2980円で購入