2002 バウンダリー ホークス・ベイ テ・アワ

2006/6/3
BOUNDARY HAWKES BAY TE AWA
初日
赤と紫の混じった透明感のあるルビー。濃くはないが薄くもない、そんな外観。香りはカカオのような甘い香りをはじめに感じて、次にツンとした赤系果実の張りのある香り、針葉樹系、ハーブなど全体的にいい意味で雑味のある果実香。ラズベリーやクランベリー、それに軽くカシスのような黒系の果実香も混じる。
味わいは細身で軽やかな果実味。まるでアルターレのこちらのよう。詰まり過ぎてなくて、自然な造りを感じます。そしてちょっとだけ、ジュースっぽいわかりやすい甘さがある。余韻にもなんともいえない冷たい果実味と酸があって、大好きなタイプ。この造り手はそしてこの赤と飲みましたが、一貫したスタイルが感じられて非常に好印象です。
2日目
親しみやすい甘さのワインに収束。メルロのニュアンスでしょうか。最初のアルターレ的な雰囲気からするとやや尻すぼみな感じもしますが、バランスのいい面白い1本です。


メモ
2002 BOUNDARY HAWKES BAY TE AWA
68% Merlot, 16% Cabernet Sauvignon, 16% Cabernet Franc
ハノイのVにて30USDで購入
アルコール度数13.5%