2000 ソアーヴェ・クラシコ・スペリオーレ "カルヴァリーノ" ピエロパン

2003/6/12
"CALVARINO"  PIEROPAN
初日
薄めの黄色。黄緑っぽさも。香りはおとなしめ(キンキンに冷やしてスタートしたせいもあるが)。レモンやグレープフルーツなどの黄色系果実と、ほのかにライム。微炭酸に近いぐらいの酸が香りにも味わいにも効いていて、キリッとさわやかに甘い。白系の花の香りも。どこからどう見ても、健康的なぶどうから余計な味付けなしにキチンと造られたワイン。やっぱりいい造り手のソアーヴェは理屈ぬきにおいしい。 これまで何度か飲んだピエロパンのソアーヴェの中で最も軽いという気がする。ノーマルのソアーヴェラ・ロッカの中間的なワインを期待したが、ちょっと違う。アンセルミのソアーヴェにちょっと近いかな。徐々にヨーグルトっぽい香りもしてきた。
2日目
酸が和らいで、さらに甘さを感じるようになった。ほんとジュースみたい。カクテルです。徐々にちょっとヒネた石灰っぽさが出てきた。リースリングっぽくもある。ピエロパンのノーマルのソアーヴェよりも明らかに軽く感じられるってのはどうなんでしょ?ちょっと疑問。保管かボトルそのものに(ほんのわずかに)問題があったかもしれない。いやこれはこれで十分おいしいんだけど。


メモ
2000 SOAVE CLASSICO SUPERIORE "CALVARINO" PIEROPAN
近所のCで2200円