1997 クアトロ・ナス ロッケ・ディ・マンゾーニ

2003/1/11
QUATR NAS
新年早々、トスカーナの赤でなんと2本連続傷んだワイン を引いてしまう。トホホ。クエルチャベッラの99は期待してただけにショック。チェルヴィ オーロ96の方はアルコール感が残っていて軽症の部類だと思うが、甘みがなく飲んでいて おいしくない。これは決定的。初めての造り手でこういうのを引くと次ぎが買えない。 96のカリフォルニアはDSで買ったもので、これはダメでも仕方がなかったが。

ということで気分を変えてピエモンテを。。。
コルクが激長。トリノーロと同等。最長記録かも。
グラスに注いだワインの色は縁の方に少し透明感のある、紫の入ったルビー。粘性もなかなか。 香りはカシス、ブルーベリー、チェリー、それからミントなどの針葉樹系のすっきりした香り など。あとは鉄っぽい血のような香りやイチゴっぽさも。4種のぶどうの混醸だけあって、 さすがに複雑な香りが楽しめる。ただ、樽香がかなりしっかりしていて、それを振り払って やっと色々な香りが見えてくるといった趣。
味は酸が高く、しかもギュイで飲み込み難いタイプ。甘み<<渋み。ネッビオーロの難しい面 を感じる。果実味は十分だと思うが、個人的な好みからするとちょっと厚化粧すぎる感じ。 同じ作り手のピノとの共通点もあり、またコッポの バルベーラを思い出したりもする。
うーん、どうなんでしょ。もう少し先、2−3年後に飲んでみたかった。



メモ
1997 QUATR NAS ROCCHE DEI MANZONI
神戸のKで購入3900円
セパージュはネッビオーロ50%、残りの半分はカベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、ピノネロで三等分ずつ。