2006 バローロ "ロッケ・デッラ・ヌンツィアータ" マリオ・ヴェッリョ

2013/10/23
BAROLO ROCCHE DELL'ANNUNZIATA MAURO VEGLIO
この造り手とは95のアルボリーナ以来の久々の再会。現地で”黒ラベル”に惹かれて購入したもの。
外観はわずかにムラサキを帯びた、濃い目のルビーガーネット。粘性は高い。
香りは温度低めのスタートにもかかわらず、高貴なスミレ、カシス、ブルーベリージャム、ドライフラワーのニュアンス。
味わいはすでに柔らかく、密度感のある豊満な果実味と、バニラのニュアンス。果実味に偏りすぎず、 緻密なミネラル感がこのクリュの個性でしょうか。
ピラーのカンヌビ03のような真っ直ぐ濃密な果実味に近い味わいながらも、 絶妙にスキマとミネラリティが感じられます。タンニンの柔らかさから判断すると、早くから楽しめるモダン寄りな造り手とみました。

2006 BAROLO "ROCCHE DELL'ANNUNZIATA" MAURO VEGLIO
BAROLO博物館にて54EURO(約5840円)で購入