2003 キャンティ・クラシコ "バロンコーレ" サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ

2011/5/15
CHIANTI CLASSICO LE BARONCOLE
初日
しっかりと濃い、少し紫を帯びたルビー。ふちの方は透明感のある外観。
香りは低い温度からスミレやブルーベリーの甘い香りがただよう。キャンティらしい硬質なニュアンスもそこはかとなく感じられ、輪郭が描かれている。
味わいは柔らかくて豊満な果実味が広がって、暑い年らしい開放感のある雰囲気。まだ十分に溶け込んでいないタンニンがすぐその後を追いかけるように現れて、 全体を引き締める。今すでに十分おいしいですが、これだけ果実味があり、上質のタンニンもあれば、まだ熟成させても面白いかもしれません。
2日目以降
輪郭がぼやけてきて、緩みが目立ちはじめる。やはり暑い年はこういう感じなんでしょうかね。
ペルカルロ99は素晴らしい体験でしたが、評判の良いここのキャンティは、99のリゼルヴァとか、何故か当たりません。


2003 CHIANTI CLASSICO "LE BARONCOLE" SAN GIUSTO A RENTENNANO
神戸のKにて3650円で購入