1999 キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ

2003/3/8
CHIANTI CLASSICO RISERVA
初日
ギシギシに濃い色かと思ったらそうではなく、思ったより薄い。粘性あり。 香りはかなり閉じ気味。うっすら甘いチェリーのようなものはあるが、ほとんどは(おそらく新樽からくる)カカオやバニラなどの苦い&渋い系の香り。
味は香り以上に閉じている。口の中にじわっと広がるタンニン。余韻は生の樹を食べたような渋さ満開。うーんこんなに「まだまだ」な赤も久々。これはもったいない。明日以降もゆっくり飲むべし。
2日目
うーん。沈黙という感じ。以前にものすごく若いラトゥールのセカンドを飲んだときのことを思い出した。思い切ってこのまま3、4日じっとさせておこう。
中3日(つまりあけてから6日目)
ようやく甘い香りがでてきた。鼻の奥にチクチクくるようなサンジョベーゼらしい香りも。香り以上に開いてきたのが味わい。甘くてやわらかい。余韻に高いアルコール。高級なチョコを食べた後のような、甘くてバニラなカカオ味。でもまだ全開という感じではなく閉じ気味。以前にフェルジーナのランチアを早くにあけてしまったときもこんな感じだったような。まだ4分の1ほど残っているので明日以降に。
さらに2日後(つまりあけてから8日目)
さすがにスケールダウン。でも単に酸化するのではなく、ちょっといいキャンティ・クラシコになったという感じ。
もう一本あるが、それをあけるのは少なくとも5年後かな。


メモ
1999 CHIANTI CLASSICO RISERVA SAN GIUSTO A RENTENNANO
大阪のNで購入3980円
アルコール度数14.5%!