2004 キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ リヴェルナーノ

2011/1/6
LIVERNANO
初日
照りのある紫を帯びたルビー。カシスや刷りたての新聞のような樽香が前面の香り。
味わいは果実味と樽のニュアンスが溶け合わない雰囲気で、時間がたってもほぐれない。これで終わりのワインかと思いましたが・・・
2、3日目
ケバケバしい樽のニュアンスが果実味に溶け込みつつあり、キャンティらしい 酸を伴う果実味が楽しめるようになる。カシス的に高貴な香り、確かな果実味、美しい酸、これは プチ・ペルカルロのような雰囲気すら感じさせます。
これは2日目以降に化けました。”がっかり”→”興奮”のパターンは楽しいですね。 さすがNさん、いい選択です。スキマ間のあるしなやかなキャンティとは対極の 造りで、ノーマルのキャンティ06と同様にやや新世界風ではありますが、これはこれで否定できません。 これで2980円とは、素晴らしいCPです。


2004 CHIANTI CLASSICO RISERVA LIVERNANO
大阪のNにて2980円で購入