2008 ロッソ・ディ・モンテプルチャーノ サングイネート

2010/8/3
ROSSO DI MONTEPULCIANO PODERI SANGUINETO
初日
意外に濃い目のルビー。香りはこけももやブルーベリー、青いニュアンスも。若干雑味がある感じ。
味わいは、酸がきちっとあって、赤系果実味のおいしい広がりとそれを引き締める酸がバランスよい。アヴィネージのロッソを 思わせるスッピンさがあります。 おいしいですね。常日頃思うのですが、普段の食事に合わせる赤ワインとしては、これぐらいの濃さと酸がちょうどいいと思います。
少しだけ、未熟なニュアンス があって惜しい感じもしますが、食事に合わせると気になりません。赤ワインの甘さやタンニンが強すぎず、ちょうど良く感じます。
2日目以降
基本的に果実味の充実を志向しているワインではないと思うのですが、全体に元気がなくなるのが早い印象。立体感が乏しいです。 2008年はそれほど良いヴィンテージではないのかもしれません。

さらりとしたサンジョベーゼ飲みたいと思って開けましたが、モンテヴェルティーネのこちらを思い出したりしつつ、 期待通りの味わいを見せてくれました。上のクラスのワインも試して みたくなりますね。


2008 ROSSO DI MONTEPULCIANO PODERI SANGUINETO
茨城のYにて2280円で購入