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2006 キャンティ・クラシコ カーサ・エンマ |
2009/11/30![]() 初日 01ヴィンテージ以来の再会。外観はムラサキがかったルビー。透明感と輝きがあってキレイ。 香りはキャンティらしいスミレやザクロ、酸っぱいスモモ。”サンジョベーゼ搾りたてっ”というハツラツとした酸の高い感じの香りが久々で楽しい。 味わいは最初は酸が強力に主張する。温かみのある果実味もその奥に感じられますが、酸っぱいワインに近い味わい。温度が上がるにつれて少しずつ柔らかさが出てくる。現時点では非常に酸が強く、肉類よりトマトに合いそうな味わいです。明日以降に期待。 2日目 酸が和らいで、果実味とのバランスが整ってきた。ワインの焦点が合ってきた。温度高めで楽しむと軽快な果実味が楽しめる。先日飲んだロッソ・ディ・モンタルチーノとは明らかに違う種類のワイン。同じトスカーナの赤でも、このあたりの違いが楽しいですね。トマトの効いたパスタに合わせると最高。食事に寄り添い、高めあうという意味ではキャンティはやはり偉大な個性を持っています。 3日目 なめらかな果実味が前面に出てきて、酸は大人しくなる。酸が立っていた初日と比べると別のワインな気がするほどです。2006年ヴィンテージは酸が強いという話しを耳にしていましたが、まさにその通りだと思います。このワインに関して言えば、もう少し瓶熟させてからの方が楽しめそうです。 |
2006 CHIANTI CLASSICO CASA EMMA 愛知のNにて2280円で購入。 Sangiovese,Canaiolo,Malvasia nera のブレンド。 |