2007 ランゲ・ネッビオーロ カッシーナ・キッコ

2009/9/6
LANGHE NEBBIOLO D.O.C. CASCINA CHICCO
初日
外観はムラサキを帯びた照りのあるルビー。粘性もそこそこ。香りは力強い甘い香り。カシスリキュールとか、インクっぽさとか、カラメル、タバコ、消し炭。モダンな甘さを感じます。果実の充実に加えて樽のニュアンスがあります。カベルネみたいな感じもします。
味わいは香りの印象のまま、モダンな果実味の充実した甘さ。ハンバーグの甘いソースに合って至福のひととき。ヴィエッティのこちらと比較しても、ずっとモダンで整えられた印象を受けます。
2日目以降
タバコや消し炭のような奥行きを感じさせるニュアンスが消え去って、凹凸がなくなって途端に底を見せる。果実の甘さに焦点の合ったワイン。レストランで甘み/旨みのある牛肉の料理とか、そういう食事とグラスでピタッとはまれば素晴らしいと思うのですが、ずっと飲み続けると単調な感じもします。最近飲んだこちらのアジリが抜群に印象的で、ネッビオーロというだけで比較してしまうのが間違いなんですがね。


2007 LANGHE NEBBIOLO D.O.C. CASCINA CHICCO
近所のCにて1980円で購入