2002 リースリング マーティンボロー ナー・ワカ

2006/11/6
RIESLING MARTINBOROUGH NGA WAKA
初日
薄めのレモンイエロー。香りは油!ケミカル。ヒネたニュアンスと、まんま機械油の香り。わずかにビワ。ちょっとごま油。果実香からかなり遠い、不健康な香り。味わいはギュッと締まった文旦的な果実味と酸。オイリーな余韻。これはアルザスのクライデンヴァイスに似たニュアンスですね。果実味の凝縮感は間違いなくありますが、熟成でちょっとおかしくなった状態かと。明日復活すると思います。
2日目
酸っぱくヒネたニュアンスはそのまま。ちょっと果実味が遠くに行った感じ。うーん、何らかのダメージを受けたワインという気がしますね。ここハノイでオージー&ニュージーのリースリングをいくつか試してみましたが、当たりが少ない。ほとんどここにアップしていない。バランスがあまり良くなく、何か1つの要素が突出してしまっているものが多いと感じます。新世界でこんなリースリング、見つからないかな・・・
4日目
とげとげしい要素が大人しくなって、飲みやすい白に収束。

なぜニュージーでは同じ造り手でソーヴィニョン・ブランよりリースリングが少し高いんでしょ。収量の問題かな。中身に見合っていないような気がします。


2002 RIESLING MARTINBOROUGH NGA WAKA
ハノイのVにて29.5USDで購入