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2000 スキオッペッティーノ "ピコティス" リヴォン |
2005/12/1![]() 初日 外観は相当な濃さ。粘性もすごい。香りはダークチェリー、カシス、派手な花の香りに生肉や血の香り。野性的な香りです。どこかで経験した香りですが、思い出せない。カベルネでもメルロでもない、でもどこかにフリウリに共通した、いい意味での硬さがある香り。締まった男らしい香りです。 味わいはざっくりした果実味を強力なタンニンとパンチのある酸が引き締める。好みのベクトル。ラグレインにも似ているのかな。これとか。しっかりとしているのに重くない、独特の硬い味わい。おもしろいワインです。黒パンに合っておいしい。 2日目以降 硬さがほぐれてきたものの、やはりタンニンはビシッと硬質。おいしいですね。野性味あふれる果実味の輪郭を酸とタンニンがシャープに描く、他にはない個性。このラグレインの野性的な果実味にこのメルロのエッジの効いた味わいを足して2で割ったような、そんな感じ。 南も北も、イタリアの固有品種はやっぱりおもしろい。 |
メモ 2000 SCHIOPPETTINO "PICOTIS" VENEZIE I.G.T. LIVON ハノイのVにて26.1USDで購入 アルコール度数は13.5% |