2004　ラルトロ　シャルドネ　ピオ・チェザーレ

2005/11/23 初日 薄めできれいなレモンイエロー。香りはライムやグレープフルーツのこじんまりした香り。味わいは最初の塩っぽさに驚く。塩入れてんじゃないの？というぐらい。ミネラル感もここまで行くとすごい。食事にあわせるワインとしては甘すぎるよりいいが、こんなに塩を感じるワインもはじめて。以前に出会ったシチリアのこの白も結構塩味でしたが、それをはるかに上回る”塩”感。余韻には黄色系果実の酸と甘さがあるので、塩味になれるとゆっくりと果実味を楽しめるようになる。フリウリのこちらの白にも似ているかも。 ２日目 塩っぽさが後退して酸の効いたまとまりのあるワインに収束。酸っぱいといってしまえばそれまでですが、キムチに合わせるとこれが美味。酸っぱさが共鳴するんですね。おいしいキムチが容易に手に入る環境なので、ちょっと使えるワインになるかもしれない。

メモ 2004 L'ALTRO PIEMONTE D.O.C. CHARDONNAY PIO CESARE ハノイのAにて24USDで購入