2001 トー! トカイ・フリウラーノ ディ・レナルド

2003/1/21
TOH! DI LENARDO
初日
シャルドネメルロ主体の赤 に続いて、同じ造り手で今度はトカイ・フリウラーノ。
少し黄緑っぽい、かなり透明に近い外観。 香りはまず桃。そしてグレープフルーツ、レモン、熟したりんごなど。
ほんの少し発泡していて、ドライな口あたり。いい意味で軽い果実味が心地よく、 ライトな飲み口。そして余韻はトカイらしい心地よい苦み。 これはどんな食事にも合いそう。なかなかおいしい。 ものすごく軽い味のビールを飲んだ後のような爽やかな余韻。
ブラインドで飲んだら、たぶんリースリングと言ってしまうと思う。カビネット クラスの。ただ、(出来の良くないリースリングによくあるように)ベタッと した甘さがなく、余韻にしっかりしたコクというか苦み成分があって、これが トカイの個性かと。 以前同じフリウリのピギンのトカイを飲んだことがあるが、あれよりもずっと軽く、 飲みやすいタイプ。夏に冷やしてさらっと飲むもよし、冬に鍋と合わせてもいけそう。
2日目
酸が丸くなって軽さが後退。オイリーでほんの少し苦みのある味わい。ピギンの印象 に似てきた。キムチの酸味と良く合う。これはいけます。おいしいです。この造り手は どれも外しません。
「Nさん、これも扱わないと!」


メモ
2001 TOH! TOCAI FRIURANO DI LENARDO
東京のKで購入1180円