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2001 ロッソ・ディ・モンテプルチャーノ ヴァルディピアッタ |
2004/10/5![]() 初日 明るめでキレイなちょっとムラサキがかったルビー。照りと透明感の両方を兼ね備えた外観。香りはフレッシュなベリー系の香りが元気よく飛び出す。ブルゴーニュのピノかと思うくらいのクリアで颯爽とした果実香。はじめのうちはちょっと閉じこもったようなゴム足っぽい香りがあったが、すぐに消えて一安心。 味わいははじけるようにおいしい果実味とそれをしっかりとサポートする酸が心地よい。こってりした赤を望む人には酸が強すぎると感じるかもしれないが、こういう心地よい酸は大歓迎。もうちょっと置いても良い方向に落ち着きそうだが、今すでに十分楽しめる。最近飲んだワインで近いのは01のカーサ・エンマのキャンティ。あれをもっと味わい豊かにしたような感じでしょうか。トスカーナの01はブルゴーニュの96のように、酸のしっかりした長熟のヴィンテージかもしれません。 2日目 酸が落ち着いて果実味もしぼむことなく、さらにいい方向へ進行。余韻のタンニンが本当にすべすべとしていて、おいしいことこの上ない。1000円代のワインでこういう味わい深い余韻にはそうそうお目にかかれない。ランポッラの99キャンティを思い出す。 この造り手の一つ上の銘柄は急に高価なんですが、01は是非試してみたいですね。 |
メモ 2001 ROSSO DI MONTEPULCIANO VALDIPIATTA 神戸のRBにて1980円にて購入 |