1989 カンポフィオリン "リパッソ" マアジ

2004/9/27
CAMPOFIORIN "RIPASSO"  MASI
初日
ずいぶん前に88を飲んで感激して以来の再会。
外観は黒みを帯びたしっかりしたワインレッド。縁への透明なグラデーションはあるが、オレンジっぽいわけではなく、妖しく赤い外観。香りは熟成感のある香りが勢いよく立ち昇る。イチジクやキャラメル、バルサミコ。熟した赤〜黒系の果実香。ポートワインのように非常に凝縮感のある甘い香りで、ちょっと他にはない個性。このポート以外に近い香りを思いつかない。
味わいも香りの勢いを持続していて、しっかりと甘く、アルコール感も豊富。20年、30年単位できちんと熟成したアマローネってこういう風になるのかなと思ったりする。
2日目
初日の印象は揺らぐことなく、濃いチーズやハムの個性にしっかりと寄り添ういい濃さ。おいしいです。非常に健全に熟成を遂げていると思います。マアジ、この造り手は(いまさらながらですが)信用できると思います。アルゼンチンのコレもおいしかったし。


メモ
1989 CAMPOFIORIN "RIPASSO" MASI
福岡のAにて5500円で購入