2001 パレオ・ビアンコ レ・マッキオーレ

2004/9/7
PALEO BIANCO  LE MACCHIOLE
濃い目の金色を帯びた黄色。だが濃すぎず上品さを感じる外観。香りは初めはややヒネた熟成香のようなものを感じたがすぐに消えて、まったりとした黄色系の果実香に変化する。グレープフルーツとかオレンジピール、マーマレード的な凝縮した果実香。それにハチミツ香。樽のバニラなニュアンスもいい感じに効いている。
味わいは香りの印象のままこってり甘い果実味がねっとりと広がって、非常に押し出しが強い。余韻も長く、バゲットを食べながら飲むと進むことこの上ない。
以前に飲んだ00ヴィンテージよりもシャルドネっぽさが強く、あまりソーヴィニョンらしいクセを感じない。そういう意味ではより万人受けする出来のように思うが、個人的にはソーヴィニョンのシャープなタッチがもうちょっとあってもいいかなと。
それにしても、やはりこのワインは満足度が高いですね。トスカーナの白ではロダーノと並んでCPが高いと思います。


メモ
2001 PALEO TOSCANA BIANCO I.G.T. LE MACCHIOLE BOLGHERI
大阪のNにて3980円で購入
ソーヴィニョン・ブラン60%・シャルドネ40%。