1999 ロダーノ トゥア・リータ

2002/1/1
LODANO  TUA RITA
初日
割合濃い黄色。少し金色。粘性はあまりない。香りはバニラ、バナナ、派手な色の花、 香水などの複雑な香り。まわすと溶け合って完熟バナナ、ピーチ。酸味のあるアタック。 アルコールを感じる。平たく広がるが余韻は長い。飲み込んだ直後にアルコールとバニラ の樽香を感じて鼻に抜けた後、グレープフルーツのような苦味。決してきれいとは言えない が長い余韻。「16℃でサービスせよ」と裏ラベルに書いてあるが冷やした方が飲みやすい のでは。温度が上がると酸が感じられず飲み込みにくくなる。
2日目
ゲヴュルツ感が消えてリースリングに。ゲヴュルツとリースリングの個性をシャルドネが つなぐおもしろいワイン。もらったもう1本はもう少しおいてから飲みたい。


2002/12/13

ほぼ1年後に再会。
トロッとした濃い黄色で、バニラやリンゴ、完熟バナナの甘い香り。酸が落ち着いてきていて、 濃い味なのに丸い口あたりで飲みやすい。素直においしい。余韻もきれいで、鼻に抜けるバニ ラ香が心地よい。あきらかにこの1年でおいしく飲みやすい方向に落ち着いてきている。
細かく言うとゲヴュルツ感が後退してシャルドネとリースリングとバニラの甘いニュアンス が前面に出てきている気がする。このプラネタに、ほどよい酸を 付け加えて洗練させたという感じ。バゲットをかじりながらチビチビやると最高。
うーん、このワインはおいしい。



メモ
1999 LODANO TUA RITA
兄よりゴチワイン 百貨店で3900円?