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2001 ポマール ヴィエイユ・ヴィーニュ フィリップ・パカレ |
2004/9/2![]() 初日 薄くてちょっと濁った感じのあるルビー。ムラサキや赤が微妙に入り混じっている。香りはチェリーやスモモなどの軽いフレッシュな果実香にちょっと未熟な果実のニュアンス。除梗してないのか、リンゴの芯とか茎とか、そういう香りがある。それとブルゴーニュに時折感じるドブっぽい香り。 味わいは香りの印象のまま、軽いタッチの味わいで上品な桜餅を食べているような、そういう気分。 香りにも味わいにも「淡い」感じを思う。これがポマールのスッピンの香りと味わいなんですよと言われると、「あぁ、そうですか、繊細なもんですね」ってなもんですが、CP的には非常に疑問。わかりやすい満足度という意味ではプスドールのポマールなんかと好対照。どっちをリピートするかと問われれば、それは言わずもがな。 2日目 頼りなさげだった味わいにしっかりしたアルコール感を感じるようになる。繊細でピュアで、ワイン畑のワインの樹を想像させてはくれるが、それがワインとしての満足度にまっすぐつながっているかというとちょっとどうかなと。 アリゴテがなかなかよかっただけに、こちらは残念な1本。 |
メモ 2001 POMMARD VIEILLES VIGNES PHILIPPE PACALET 福岡のIにて8000円で購入 |