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2001 シャルドネ クラウディ・ベイ |
2004/6/29![]() 初日 薄めのイエロー。ほんの少し黄緑。透明感あり。香りはライムや梨の爽やかな香り。初めにややひねた香りがあったが、時間とともに消える。このイタリアのシャルドネに似ているが、もちろん同じ造り手のソーヴィニョン・ブランとの共通点も感じる。もっと密度感のあるシャルドネを想像したりもしていたが、酸のしっかりしたフレッシュ系のシャルドネ。 味わいは温度が低すぎると酸が強力でちょっとツライが、温度が上がってくると甘い果実味をしっかりと感じとれるようになる。ヨーグルト的なミネラル感もまたコルテレンツィオのシャルドネにそっくり。 うーん、どうでしょうか、もう少し酸が落ち着いた頃の方がいいかも。果実感のポテンシャルはあると思うが、強烈な酸がそれを覆っていてちょっとバランスが悪い感じ。フレッシュなシャルドネとして向かえば、もちろんそれなりにおいしいのだが、それなら2千円前後でも代わりはあるかなと。 2日目 うーむ。これは痛んでますね。香りがおかしいです。ブショネってやつでしょうか。初日はいろいろな要素が元気だったのではっきりとは判断できませんでしたが。 果実味は奥の方に確かにあるのですが、カビっぽい香りがそれを隠してしまって、表面的な酸だけを強く感じる。基本の造りはちゃんとしていると思うだけに、ちょっと残念。 |
メモ 2001 CHARDONNAY CLOUDY BAY 大阪のWにて3200円で購入。 |