2000 クロ・デュ・ヴァル・デレオン マルク・クライデンヴァイス

2004/3/10
CLOS DU VAL D'ELEON
初日
ちょっと濃い目のイエロー。照りと透明感があってきれいな色。香りはわかりやすい果実香が元気よく飛び出す。グレープフルーツやレモン、文旦のような黄色系の果実の香りに加えて、みかんのようなあったか系の果実香も。味わいは香りの印象を継続してグレープフルーツや文旦の甘酸っぱさがおいしい。
温度を上げずに冷やしめをキープしつつちょっと時間がたつと、香りにも味わいにもカチッとしたミネラルを感じるようになる。特にライムのニュアンスを強く感じる。ライムの果汁をしぼったドライなロングカクテルを飲んでいるよう。クラウディ・ベイのソーヴィニョンを思い出す。以前に飲んだ同じ造り手のリースリングにもしっかりしたミネラルを感じた記憶があるが、アルザスの土地を表現した味って感じがしていいですね。2種のぶどうのブレンドがいい感じに作用していると思います。
2日目
フレッシュなライム感が消えてグレープフルーツ的な酸っぱさ優勢の白に収束。余韻には乳酸菌飲料的なニュアンスも感じたりして。
ベースにしっかりした酸があるとはいえ、果実味とのバランスという意味ではもう飲み頃の最期に近いのかもしれません。


メモ
2000 CLOS DU VAL D'ELEON A.C.ALSACE MARC KREYDENWEISS
神戸のSにて3000円で購入。
リースリングとピノ・グリのブレンド。