2001 ファーザーズ・アイズ ディ・レナルド

2003/6/24
FATHER'S EYES  DI LENARDO
初日
シャルドネトカイ・フリウラーノと同じフリウリの造り手でその上のクラス(?)の白。といっても2、300円程度しか差がありませんが。ブドウはトカイ・フリウラーノとリースリングのブレンド。
色は想像よりもうすい黄色で、ほんの少しだけ金色。香りはリースリングっぽい蜜の香りがメインで、それにトカイっぽい白い花のような乾いた香りがアクセント。あとはおそらく樽からくる飴のように甘い香り。
味わいは酸が効いていてドライな口あたり。余韻にはアルコール感のある甘さと苦さ。のどの奥の方に感じる苦みがビールのよう。基本的には軽い味わい。樽を効かせた装飾がトカイやリースリングの酸と融合していない印象が強く、今の時点ではちょっとバランスを欠く感じ。明日以降に期待ということで。
2日目
リースリング的な酸やわかりやすい樽っぽさがおとなしくなって、香りも味もトーに似てきた。2種のぶどうのブレンドの結果が1+1=2にならずに1.8ぐらいにとどまっている感あり。クリーンで細身な味わいを求めるなら、トーの方が潔い感じがして好印象。どうせやるならもっと装飾を効かせてもいいのでは。いずれにしてもじっくりと楽しむワインではないな。。。
3日目
酸がやわらいでグレープフルーツジュース的な味わいに。この状態でもおいしいが、たぶん造り手の意図した味わいではないと思う。
まずまずだけどちょっと期待しすぎたか。


メモ
2001 FATHER'S EYES DI LENARDO
大阪のNで購入1580円