1999 サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "ラ・ドミノード" ドメーヌ・ルイ・ジャド

2003/5/8
SAVIGNY-LES-BEAUNE
初日
やや暗くにごったルビー色。赤よりムラサキの色が強い。香りはヌメッと妖しいスミレの香り。苦手なドブっぽいニュアンス。わずかに香水とかハーブ(ローズマリー?)のような爽やかな香りも。味わいは引っかかるところがなく、丸くてやわらかい。いかにもボーヌ。酸やギュッとしめるタンニンがなく、スルスルと飲める。うーん、同じ99のジャドのサントネーに似てる。単純に果実味が足りないと思う。わかりやすいおいしさが。こういうのはリリースされてすぐにあけるものなのか?うーん。思わずうなってしまう出来。
3日目
やわらかくて適度な酸のあるおいしいピノに変身。相変わらずドブっぽいニュアンスは残っているが、良く言えば「MADE IN CHINA の合皮のかばんの香り」という感じ。このワインに感じた「なめし革」には遠いが複雑な香りは感じる。余韻の程よいタンニンも好印象。
いわゆる「良さを探しにいく必要のあるワイン」。そういう意味では渋いワインだなぁ。


メモ
1999 SAVIGNY-LES-BEAUNE "LA DOMINODE" DOMAINE LOUIS JADOT
近所のSで購入2999円。