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1995 ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ ドメーヌ・レシュノー・フェルナンド |
2002/12/4![]() 初日 ちょっとガーネットの入った透明感のあるルビー色。縁の方は透明で、熟成を感じさせるグラデーション。 香りがすごい!一言では言い表せない複雑かつ引き込まれるような香りは、これぞまさにブルゴーニュの醍醐味 という感じ。ルロアのヴォルネーを思い出す。 具体的には、まず超完熟イチゴ。それに加えて腐葉土というか、そういう天然な感じの(いい環境の)土の香り。 そしてやっぱり「なめした革」の香りがするんだなー、こういうレベルのピノは。ウソみたいだけど。 味はなめらかで、ちょっとだけザラッとしたタンニンが余韻に残る。今風の甘いワインとは対極の味わい。 ワイン自体の造りが古典的な感じがする。濃さやインパクトに目を向けず、香りを重視したような。 2日目 印象変わらず。香りは相変わらず昨日の好印象なままを持続していて、味もいやな酸が立ってきたりせず、気品を 感じる。それにしても「香り>>味」なその偏りっぷりがすごい。楽しみの95%ぐらいは香りにあるようなワイン。 ハズレ覚悟で近所のDSで衝動買いしたものだが、これは当たり。 この値段でこういう複雑性のあるピノの香りを楽しめるとは、さすがブルゴーニュ。これが底力。 新世界のピノで安くて安定した品質のこんなワインないかなー |
メモ 1995 NUITS-SAINT-GEORGES PREMIER CRU DOMAINE LECHENEAUT FERNAND 近所のCPで購入2980円 |