2009 バルバレスコ・リゼルヴァ ”ムンカゴッタ” プロデュットーリ・デル・バルバレスコ

2015/6/19
MUNCAGOTA
外観は、透明感と照りのある、いつもの美しいルビーガーネット。
香りはラズベリーやクランベリー、軽く薔薇。酸を残した果実香に、フラワリーで、香水のような揮発感もあります。 ここの造り手のリゼルヴァでは、重心高めの香りです。
味わいはひんやりした果実味に、折り目正しいタンニンが加わり、バニラアイスのニュアンスで心地よい。 相変わらず、美味いものは美味い。
いい年のアジリから、強さを減じてフラワリーさが表面化したような、そんな印象です。 軽やかな印象は、生産量の少なかった2009を表現しているのか、クリュによって違うのか。 2000ヴィンテージはここの造り手に惹かれるきかっけとなった1本、 2007ヴィンテージは 意外にもあっさりしたもの、そしてこちらの2009ヴィンテージはまた異なる個性のように思いますね。

残念ながら、2009ヴィンテージは正規輸入元からノルマーレが日本に入ってきていません。よってクリュを飲むしかありません。 ムンカゴッタ以外のクリュも試していきたいですね。そして、このヴィンテージもイロイロと長いこと楽しみが待っていそうです。

2009 BARBARESCO RISERVA "MUNCAGOTA" PRODUTTORI DEL BARBARESCO
ブドウ園の所有者:BELLORA, LIGNANA, VIGLINO
13,333本の生産のうち4797
L 13.114
東京のFにて5206円で購入