2003 ムーラン・ナ・ヴァン マルセル・ラピエール/クリストフ・パカレ

2011/11/11
MOULIN A VENT MARCEL LAPIERRE ET CHRISTOPHE PACALET
初日
意外にしっかりと濃い、赤を帯びたルビー。照りと透明感があり、美しい外観。
香りは完熟ラズベリー、すもも、八角、シナモン。どこかに漢方薬のようなニュアンスがあって引き込まれる。
味わいはしっかりしたタンニンに驚きつつ、熟成を経たいい意味での軽やかさがあって素晴らしい。 舌先にちょっとピリッと発泡を感じるのは自然派ならではでしょうか(詳しいことはわかりませんが)。
ピノの熟成したものに比べると(ややネガティブな意味での)独特の重さがある気がしますが、いい熟成と遂げていると思います。重いタンニンという 印象は、ハノイで出会ったジャドのこちらで感じた印象と重なります。
2日目以降
香りは弱まっていきますが、味わいは持続しますね。楽しめます。舌先の微発泡な感じも持続して、その点だけが引っかかりますが、 まだまだ長く楽しめそうなワインです。ひょっとして全然楽しめないワインになっているかと心配していましたが、ちょっと驚きました。

2003 MOULIN A VENT MARCEL LAPIERRE ET CHRISTOPHE PACALET
大阪のKにて3150円で購入
アルコール度数14.5%