2007　カンノナウ・ディ・サルディーニャ　"トナーゲ"　コンティーニ

2011/5/23 初日 紫を帯びた濃い目のルビー。ふちの方は透明感。香りはライチ！　これはフレッシュなライチとしか言いようのない香り。ざくろやアセロラのような、軽い赤系果実香。 チンチナートを思い出します。 味わいは軽いタンニンと共にフレッシュでシルキーな果実味。タンニンの質が非常になめらかで、チョコレートムースのよう。 余韻にはこしあん的なザラッとしたニュアンスがあり、ここでようやく赤ワインを飲んでいる実感が湧く。ブラインドで飲んだら、赤か白かの判断さえ危ういのではないでしょうか。 個性的で面白いワインですね。 ２日目 印象変わらず。生のライチっぽさは少し後退。ライチの実は透明感のある白なわけですが、その皮ごとプレスしたら、こういったタンニンが生まれるのでは、 と思わず本気で考えてしまう。

2007 CANNONAU DI SARDEGNA D.O.C. "TONAGHE" CONTINI 大阪のNにて2890円で購入