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2001 バルバレスコ ”リオ・ソルド” ジャコーザ・フラテッリ |
2011/4/18![]() 初日 黒味を帯びたルビーガーネット。ふちの方には熟成を感じさせる透明感。粘性は結構高い。 香りは密度のある赤〜黒系果実香にクローブやシナモンなどのスパイス香が混じる。凛として硬質でミネラリーな雰囲気。 ほんのわずかに枯葉とかのニュアンスの雑味感があり、上質なネッビオーロの香りそのもの。 味わいは硬質のタンニン・ミネラルとともに柔らかい果実味が滑らかに広がる、魅惑の味わい。決してべたつかず、味わいの粒々が 非常に繊細で、しかし全体としてはヴォリュームがあり、コアとなる果実感が美味い。 コチラは初めて飲む造り手で、リオ・ソルドといえばこちらが史上最高のネッビオーロの1つだったという記憶がありますが、 それに近い味わいですね。さらに硬質・硬派な感じがしますが、それはマイナス点ではなく、個性としてプラスな感じ。 古典的な造りで、非常に好印象です。 2日目 硬さがほぐれてきて、さらにおいしくなった印象。うまいですね。ほんのわずかにコーヒーのような苦味のニュアンスがあって、 それがひじきとか豆とか、醤油の効いた日本食に良く合います。ハードチーズでも、もちろん素晴らしいでしょうけども。 繊細でバランスよく、わかりやすいおいしさがあって、好みのど真ん中。 4日目 さすがに力がなくなってきた印象。ミネラル感が激減。 それにしても、素晴らしいワインだと思います。安定感を感じます。ひょっとして、この造り手のノーマルのバルバレスコも、 それなりにいけてるかも、と期待させます。 |
2001 BARBARESCO "RIO SORDO" GIACOSA FRATELLI 神戸のKにて4880円で購入
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