2008　トレッビアーノ・スポレティーノ　ペルティカイア

2010/7/10 初日 輝きのある、少し金色を帯びたイエロー。香りはラムネ、グレープフルーツ、い草やアボガドのような青いニュアンスも。軽い黄色系果実の香りが清楚に漂う。 味わいは酸と苦味を伴いながら、黄色系果実味がおだやかに広がり、意外に密度があって厚みを感じる。セミヨンっぽいアボガド的にオイリーなニュアンス。 きめ細やかな酸と果実味が、価格以上のものを感じます。苦味のある独特の余韻がイタリア土着品種っぽさを感じますが、それを除けば、ちょっといい クラスのブルゴーニュといっても通じてしまいそう。個性的で、おいしいワインです。 ２日目以降 果実味のきめの細かさと、青いニュアンスがマコンの上等のワインを連想させます。オーストラリアのセミヨン/ソーヴィニョン・ブランの樽熟成させたワインにも似た感じ がありますね。オイリーなニュアンスがたまりません。そして、３日目以降もへたることなく、味わいが持続します。 ウンブリアではこちらの白と同じぶどう品種で、似たような小売価格のワインだと思いますが、 ペルティカイアの方が１枚も２枚も上ですね。正直、これは掘り出し物だと思います。

2008 TREBBIANO SPOLETINO I.G.T. UMBRIA PERTICAIA 大阪のNにて2180円で購入