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2006 アプリクス ヴェルメンティーノ ポッジョ・デイ・ゴルレリ |
2009/12/2![]() 初日 当サイト初登場のリグーリア州のワイン。 外観は淡い黄緑色。照りがあって活き活きとした感じ。香りはライムやレモングラスの爽やかな香りに、蜜っぽい腰のすわった香りが同居する。 口に含むと個性的な果実味が炸裂!トロリとした口当たりに凝縮感のある果実味がドカンと押し寄せる。樽のニュアンスはなく、ひたすら凝縮した果実味が感じられ、爽やかな苦味と酸が口いっぱいに広がる。 余韻もすごい。アルコール感はまるでハードリカーを口に含んだときのようにホットですが、口の奥と鼻にとどまる旨みはべたつかずにレモン的な酸が上品。温度が上がるとまるで派手な花のような、ヴィオニエ的に華やかな香りが前面に出てくる。爽やかなコンドリューという感じでしょうか。アルトアディジェのゲヴュルツを思い出したりもします。旨みの濃い魚介類の料理、例えばオリーブオイルの効いたアクアパッツァなんかには抜群に合うのではないでしょうか。 2、3日目 ハーブ的な香りが弱くなり、代わってパパイヤやマンゴーのような独特の南方系フルーツの香りが前面に。ここまでパパイヤの香りがする白も珍しいような気がします。ハノイの市場の果物売りを思い出させてくれます。少し前に飲んだボルゲリの白、ルナーレに似たニュアンスです。温度が高くなると味わいに緩さを感じるので、微妙な調整が必要です。初日からの変化も楽しく、個性的で高CPのワインだと思います。 |
2006 APRICUS VERMENTINOO POGGIO DEI GORLERI RIVIERA DEI FIORI RIVIERA LIGURE DI PONENTE D.O.C. 神戸のRBにて3210円で購入。 |