2002 シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ "レ・センティエ" エルヴェ・シゴー

2009/3/27
CHAMBOLLE-MUSIGNY PREMIER CRU LES SENTIERS DOMAINE HERVE SIGAUT
初日
意外にも黒みを帯びたルビー。ちょっとムラサキといってもいいほど。香りは最初は閉じ気味で詰まったようなブラックチェリー、クローブ。時間とともに開いてきて赤系のベリー香が広がる。非常に密度の高い香りですが、詰まりすぎている印象もあり、やや閉じた時期なのかもしれない。
味わいは非常に緊張感のあるブラックベリーの締まった味わい。ケミカルっぽさもありますが、非常にピュアで骨太。微粒子のスパイスなニュアンスもあって、しかし透明感もあって伸びのある味わい。
想像ではもっと酸があって軽やかに香るワインだったのですが、全然違いました。余韻が独特で煙っぽいような燻した雰囲気があります。ニュージーランドのピノっていう雰囲気もありますね。こちらとか。
2日目
香りがグンと開いてくる。赤系ベリーの果実香が密度高く立ち上がる。しかし、初日よりは、という程度でふわっと軽やかには香りません。そういうワインなのか、まだまだ飲み頃は先なのか。ニュイの深遠を少しだけのぞき見たような気にはなりましたが、なかなか打ち解けてくれない、近づき難いワインともいえますね。

2002 CHAMBOLLE-MUSIGNY PREMIER CRU "LES SENTIERS"
DOMAINE HERVE SIGAUT
東京のAにて6480円で購入