2006　ソーヴィニョン・ブラン　セミヨン　ヴォイジャー・エステート

2009/1/29 外観は薄めの黄色。少し黄緑。香りはライムや乳酸菌飲料、シャンパンのような清々しい酸のニュアンス。北イタリアやアルザス、ドイツの地場品種かと勘違いするような酸を感じる。 味わいは香りの印象のまま乳酸菌飲料のまったりしたニュアンス、メロンソーダ。おそらくリリース直後はもっと鮮烈な酸がワイン全体にシャープな輪郭を描いていたと想像しますが、それがまろやかになって気の抜けたシャンパーニュのような不思議なところに着地している。鶏肉のアンチョビ＆クリームソースにぴったりの相性。 これを樽熟させればそのままこちらのリザーブのワインのようになるとは思えませんが、同じブドウ品種でこのような差が生まれるのは面白いですね。

2006 SAUVIGNON BLANC SEMILLON VOYAGER ESTATE 大阪のPにて2580円で購入