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1999 キャンティ・クラシコ カステッロ・ディ・ランポッラ |
2008/7/9![]() 初日 クリアで少しムラサキの入ったルビー色。縁の方は透明になっていて、ガメイ種のワインのようでもある。 香りはカチンと硬質なスミレ、チェリー。キャンティらしい香りはどこにもなくて、カベルネ感のあるハイトーンな香り。針葉樹系なミントのような爽やかな香りも。 味わいはヒンヤリ・サラリとした口当たりに酸の効いたチェリーやブルーベリーのニュアンス、そして舌にはキャンティらしいツブツブの暖かい味わいも感じられる。ここにきてようやくキャンティらしくなった。酸の効いた香りと味わい、重くならないであっさりとまとめられた果実味は、食事に合うタイプですね。輪郭がキチッと出ている赤です。前に飲んだ1999ヴィンテージとの共通点も感じます。 2日目 少し重心が下がってきて、暖かいサンジョベーゼらしさが感じられるようになる。クリアな清潔感は相変わらず。暑苦しくなく、上品で、好みのキャンティです。この造り手の上のクラスのワインもぜひ探してみたい。最後の方の強力な澱も以前のヴィンテージ同様。 |
2002 CHIANTI CLASSICO CASTELLO DEI RAMPOLLA 京都のDにて約3300円で購入 |