2001 シャトー・オステン・ピカン ブラン

2008/5/4
CHATEAU HOSTENS-PICANT
初日
少しだけ金色を帯びたやや濃い目のレモンイエロー。香りはレモン、ハチミツ、ほんのわずかにバニラ。シェリーっぽい酸化したニュアンスもごくわずかに。おしろいばなとか、ヨーグルトのような香りも少し。
味わいはキリリと横に広がる酸味と、暖かい果実味。飲む温度を上げすぎず、冷やしすぎず、適切な温度にはまった時に香りと味わい両方の焦点がピシッと決まって素晴らしい。軽いタッチの味わいにして、意外に長い余韻。そのバランスもおもしろい。
2日目
ハチミツレモンバニラな感じが増して、ますますおいしい。カリンとかキンカンとか、そういうオレンジ系のほっこりした果実味。ちょうど飲み頃だと思います。
4日目
まだまだ元気。これはCP高いです。ハチミツレモンにバニラエッセンスを垂らした、そのこじんまりした愛らしさが等身大で親しみやすく、しっかりとおいしい。
セミヨンとソーヴィニョン・ブランがほぼ半々のワインですが、大好きなパターンです。最近のワインではこちらのオージーを成熟した大人に仕上げた感じでしょうか。


2001 CHATEAU HOSTENS-PICANT CUVEE DES DEMOISELLES
SAINTE-FOY BORDEAUX A.C.
近所のNにて1980円で購入