2001 セミヨン ソーヴィニョン・ブラン リザーヴ ヴォイジャー・エステート

2007/10/1
SEMILLON SAUVIGNON BLANC VOYAGER ESTATE
初日
現地のセラードアから持ち帰った2002の感激を再び、そのひとつ前のヴィンテージを神戸で入手。意気揚々と開けてみる。
冷蔵庫温度からスタート。外観は薄めのイエロー。香りは燻した独特の香り。サトウキビやショウガ、濃厚なレモングラスなど、なんともいえない香りに包まれる。温度が上がってくると少しずつバニラの香りも出始める。青い香りがするのですが、未熟な果実の香りではないというセミヨン独特の世界に連れて行かれる。
味わいは温度低めのせいかそれほど重くはなくて、ショウガ湯的なジンワリとした味わいと、ギュッと切れ込む酸、旨み。他に比べるものがない味わいなのは事実なのですが、この個性は大好き。まだまだ変化していくと思いますので、明日以降に期待。
2、3日目
燻したような香りが全開。ズッシリと金属的な香り。生の金属とオイルの香りの入り混じった、金属部品の加工屋さんの香り。味わいがすばらしいですね。サトウキビ的な甘さがじんわりと広がって、いつまでも口から喉のあたりに留まる。すばらしく余韻が長い。もう少し先、2、3年後に最後のピークが来ると思う。少しキープしておきたい。

2001 SEMILLON SAUVIGNON BLANC RESERVE VOYAGER ESTATE
神戸のNにて3500円で購入。
アルコール度数は13.5%。
ラベルによると5311本造られたうちの1646本目。