2005 ピノ・グリ マールボロ アラン・スコット

2007/4/15
PINOT GRIS MARLBOROUGH ALLAN SCOTT
初日
黄色とピンクの混じった薄い外観。香りはピチピチとした甘い果実香。桃やパインなどの暖かい果物香。それにビールのような少し苦味のある乾いた香りも。味わいはおおらかな甘さが口の中を満たす。しっかりと冷蔵庫で冷やしてスタートしたにもかかわらず、その冷たさを実感できないような、不思議な口当たり。自分のワインの香りの引き出しのどこかに類例があるのですが、それがなかなか出てこないもどかしさ。この清潔な酸と甘い果実香は・・・アルザス! アルザスのこちらを思い出させますが、でも違うワインです。
2日目
酸が大人しくなって、すりおろしたリンゴのような酸と甘さが優勢になる。香りはすごくリンゴなのですがのどの奥に流れていくときのホロ苦い感じが独特で、おもしろいです。ピノ・グリの個性でしょうね。

アルザスのこういうタイプの白に出会った時にも思いましたが、このワインが持つほのかな酸と甘さは楽しいのですが、食事との相性は難しいです。暑い季節にキンキンに冷やして最初の1杯という使い方がいいのかな。

2005 PINOT GRIS MARLBOROUGH ALLAN SCOTT
ハノイのCて20USDで購入