1999　ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ　ラ・ポデリーナ

2007/4/8 初日 しっかりと濃い、ムラサキがかったルビー。香りはカシスやバルサミコ。ブルネッロらしさを感じるたくましい果実香。心地よい揮発感とともにカシスや針葉樹系の香りが立ち昇る。味わいはやや大人しめで過熟感を感じる。酸化したバルサミコとか、そういう暑い酸味を強く感じる。パンが必要なワイン。 ２日目 バルサミックな雰囲気がいい方向に弱くなって、ブルネッロらしいきめ細かくて太い果実味が存分に感じられる。スーッと抵抗なく入ってきますが、上品に濃いです。ブドウも土地も、他のＤＯＣＧとはポテンシャルが違うということをさりげなく主張する。やはりブルネッロは贅沢なワインだと思いますね。コチラのガヤ所有のブルネッロには及びませんが、やはり一定水準以上のブルネッロには濃さと洗練が常に備わっているという気がしますね。

メモ 1999 BRUNELLO DI MONTALCINO LA PODELINA ハノイのVにて88USDで購入