2005 アルヴァリーニョ "ムーロス・デ・メルガソ" アンセルモ・メンデス

2007/2/20
ALVARINHO
レストランのワインリストから、ヴィーニョ・ヴェルデ(緑ワイン)の欄で一番高価なものを選択。白ワインではここまで高価なものがなかったので・・

細長い円錐の最下部を切り取ったような、変わった形のボトル。外観は金色を帯びた照りのあるイエロー。少し緑っぽさもあるが、新樽熟成されたイマドキの白ワインの外観。
香りは爽やかな酸とバニラの香り、完熟グレープフルーツ、青いハーブのニュアンス、そして桃や洋ナシのような熟した果実香がバンバンと出てくる。樽熟した高級ソアーヴェに似ている雰囲気。ピエロパンのラ・ロッカに酸を加えたような。
味わいは濃くて充実した果実味に独特の酸が立体感を生んで上品な余韻。ブドウ品種の個性からくるのか、シャープで重さのある鋼のようなニュアンスがあって、まるでブルゴーニュの上モノを飲んでいるかのような充実感が得られる。太刀魚のカルパッチョと抜群の相性。
パンチがあってアルコール感も強いため、ランチでサラッと飲むようなワインでは決してありませんでしたが、これは素晴らしいワインだと思います。ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデといえば微発泡のお気軽ワインというイメージでしたが、こういう驚愕の掘り出しモノに出会えるのは旅の楽しみですね。

2005 ALVARINHO "MUROS DE MELGACO" D.O.C. MONCAO ANSELMO MENDES
リスボン、バイロ・アルトのPにて30ユーロ(約4700円)
バックラベルには「フレンチバリックで熟成」と。

ヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン)は一般的には微発泡で安価なワインですが、モンサオ(MONCAO)地域でアルヴァリーニョというぶどう品種100%で造られるものはまったく違うしっかりとしたワインになるそうです。