2001 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ カステルジョコンド フレスコバルディ

2006/10/6
BRUNELLO DI MONTALCINO CASTELGIOCONDO
初日
濃く照りのあるルビー。粘性高く、美しい外観。香りは黒系果実の弾けるような元気な香りが飛び出す。カシスとかプルーンとか。ほんの少しバニラ。ギュッと詰まっていてそれがカタマリとしてポンッと前に出るような、拡散しない香りの出方。モダンな雰囲気がする。以前飲んだ1999と似た傾向ではある。
デキャンタしてもらったせいか、味わいはすでにやわらかく、とてもおいしい。粘性高い果実味が舌にまとわりつくような、濃厚な味わい。少しスキマがあってもいいかと思いますが、しなやかで心地よい味わいです。大きなグラスでゆっくり楽しむとそれは至福のひととき。状態の差かもしれませんが、1999よりも格段に上の味わいです。バランスのいいブルネッロと思います。
2日目
味わいはあまり変わらず。あらためてしっかり観察すると、濃い色合いですね。味わいにカカオのような甘くて苦いニュアンスがある。モダンな味わいと申しましょうか、ガッツのある味わい。抽出しすぎない、いい意味での軽さもあるのですが、陰影に乏しいという見方もできるかも。この価格帯のブルネッロには無理な注文かもしれませんが。


メモ
2001 BRUNELLO DI MONTALCINO CASTELGIOCONDO FRESCOBALDI
ハノイのIGにて55USD