2001 ロンク・ディ・ゾルツ トカイ・フリウラーノ コッリオD.O.C. リヴォン

2006/6/18
RONC DI ZORZ LIVON
初日
赤みや金色のある透明感のあるイエロー。香りははじめはこじんまりしたハチミツやパッションフルーツの香り。冷蔵庫の温度から少し上がってくると、急にまったりしたバニラや凝縮した蜜の香りが開いてくる。りんごの蜜の香り。味わいはひんやりしたタッチがキレを感じさせて気持ちが良い。酸はやや大人しい感じですが、バランスが取れていますね。余韻もしっとりとしていて、トカイ・フリウラーノの落ち着いた味わいが楽しめます。
若いときにはギンギンしたぶどう品種の個性が楽しめるのだと思いますが、こうして落ち着いた味わいもいいですね。
3日目以降
トロッとしたシェリー的な味わいに。エッジの効いた酸と個性的な果実味とがあいまって、独特の世界。単に瓶熟が進み気味な感じもするのですが、ここの造り手のしっかりした白はみんなこういう方向に収束する気がします。例えばコチラなど。
冷酒を超濃縮させたような、米焼酎に果実味を加えたような。好きですがね、こういう個性。


メモ
2001 RONC DI ZORZ TOCAI FRIULANO COLLIO D.O.C. LIVON
ハノイのVにて22.5USDで購入
アルコール度数13%