2000 ヴィーニャセッラ ランゲD.O.C. ロヴェルト・ヴォエルツィオ

2005/3/13
VIGNASERRA LANGHE D.O.C. ROBERTO VOERZIO
初日
透明感があってきれいなルビー。やや赤みを帯びた感じ。香りは張りのあるラズベリーの香り。赤系果実。アルコール感と樽香がきれいに溶け合っていて、ハイトーンでまとまりのある香り。ちょっとカベルネ的。スクッとエッジの効いた香り。味わいはスケールの大きな赤系果実味に樽香がいい感じにフォローしていて、モダンでおいしい。カリッとした酸がおいしさに輪郭を与えていて、大好きなパターン。よい出来のキャンティ・クラシコ的に節度のある果実味と樽香。おいしいですね、これは。文句なしです。
2日目
初日のエネルギーはそのまま持続。相変わらす力強くてしなやか、いい意味で風通しのよい味わい。完成度を感じる。ずっと昔からこういうワインを造っているんですよ、と語りかけてくるような、そんな貫禄。初めて飲む造り手ですが、すばらしいです。

ネッビオーロとバルベーラのブレンドとの情報があるが、ピエモンテのこういうブレンド物はおもしろいものが多いですね。ピンとかカルテットとか。やっぱり土地のポテンシャルが違うということなのでしょうか。



メモ
2000 VIGNASERRA LANGHE D.O.C. ROBERTO VOERZIO
東京のSにて4200円で購入