2002 デュエミッラデューエ ポデーレ・サリクッティ

2004/10/17
DUEMILADUE TOSCANA I.G.T ROSSO PODERE SALICUTTI
初日
明るい赤みを帯びたルビー。粘性は高いが軽やかな外観。香りはラズベリーやチェリーのキュッと締まった愛らしい香り。ブルゴーニュ?ってな感じの重心の高さ。バロンコーレを彷彿とさせる酸の効いた香り。ブルゴーニュで時折感じる未熟なニュアンス。
味わいは香りからの想像以上に甘みが強く、かなりモダンな甘さ。イイ樽を使ってキレイに仕上げたことがわかるクリーンな味わい。
うーん、しかしどうなんでしょうかね。この年のサンジョベーゼはやはり厳しいということでしょうか。モンタルチーノの地でこれだったらキャンティはほとんどの造り手で期待できないんじゃないかな。
2日目
コシのある甘みが出てきて、カリッとした酸といいバランス。これがキレイに熟したらブルネッロになる、とは到底思えない軽さ。トマトベースのパスタとか、そういう食事に合わせるには贅沢な1本でした。


メモ
2002 DUEMILADUE TOSCANA I.G.T ROSSO PODERE SALICUTTI
大阪のNにて3780円にて購入
SANGIOVESE 80%, CABERNET SAUVIGNON 15%, CANAIOLO 5%
アルコール度数は12%