2001 アルティス ピノ・グリージョ ピエルパオロ・ペコラーリ

2004/9/11
ALTIS PINOT GRIGIO PIERPAOLO PECORARI
鈍い感じだが透明感のある不思議な外観。透明なグレーという感じ。香りは熟した洋ナシやメロン、日本酒のような吟醸香。
味わいはサラリとしていながらも重量感のある独特の味わい。フレッシュさが落ち着いてソフトな味わいになっていて、口の中ではぬる燗の日本酒のような、なんともいえないまったりとした味わいが広がる。
おそらく本来はもっと酸があるべきワインのように思うが、瓶熟によって酸が落ち着いて、違う味わいに発展しているように思う。食事の前半にはちょっと重いかなという気もするが、穴子とかうなぎとかに良く合いそう。
この造り手はなぜかレストランでしか出会わないが、前に飲んだソーヴィニョンといいこのピノ・グリージョといい、かなり好みの造り手です。   


メモ

2001 ALTIS PINOT GRIGIO PIERPAOLO PECORARI
神戸のPにて4〜5000円のオーダーで。
やや熟成感のある白という紹介で登場。