2001 コラウス ソーヴィニヨン ピエルパオロ・ペコラーリ

2003/10/10
KOLAUS PIERPAOLO PECORARI
かなり大きめのグラスでサービス。
淡い(やや濁った?)黄緑色。ソーヴィニョンらしいさわやかな若草のような香り。カルピスやスポーツドリンクのような乳酸っぽい香り。かなり低めの温度でサービスされたが、フレッシュな香りが上品に立ち上がる。グレープフルーツやシトラスの香りも。
味わいはふわっと広がる甘さとやさしい酸。これはおいしい。口あたりにちょっとヌルッとしたタッチがあり、そういった点もふくめて、このグラヴネールに近いものを感じる。果実味がしっかりしていて、ソーヴィニョンらしいフレッシュさとのバランスが最高。ほとんど気が付かないほどの樽のニュアンスが全体をまとめる。うまいっす。これは。チェントブリッキをメリハリを弱くしてナチュラルな面を強調した感じ。注文した時のイメージ通り。やっぱり東京はすごい。   


メモ

2001 KOLAUS SAUVIGNON VENEZIA GIULIA IGT
PIERPAOLO PECORARI IN SAN LORENZO ISONTINO
東京のLで5800円
「樽が効き過ぎていなくて、でも果実味のしっかりした5000円ぐらいのもの。」の注文で3本見せてもらったうちの1本。残りはシチリアのシャルドネとトレンティーノのピノ・グリージョでした。