2000 マッキオーレ・ロッソ レ・マッキオーレ

2003/11/21
MACCHIOLE  LE MACCHIOLE
初日
濃いムラサキ。濁った感じ。1999と似た外観。粘性大。香りはブルーベリー・ヨーグルト。渋くて甘い赤ワインらしい香り。それ以外の要素が少なくてちょっと単調。味わいも適度に甘くて適度に渋い、モノトーンな感じのもの。あまりにも酸が弱く、あまりにも硬質なニュアンスに乏しいと思うが、どうなんでしょ。こういうのが世の中ではウケルのか。南イタリアの1000円ぐらいのネロ・ダヴォラでありそうな味わいと言ってしまうと言いすぎかな。もちろんそういったワインよりは格段に「厚み」はありますが、基本的にボワッとしていて訴える部分がない、アウトフォーカスなワイン。うーん、こうなってしまうと、ボルゲリの「わかりやすさ」が裏目に出ていると思う。明日はコレでミートソースかな。
2日目
1カップは料理へ。こういう濃くて渋甘い赤はミートソースには最高。昨日と変わらない味わい。1999の方がかなり出来が良いと思う。こちらはちょっと単調。


メモ
2000 MACCHIOLE LE MACCHIOLE BOLGHERI
オークションで購入2000円
裏ラベルにはサンジョベーゼ80%・カベルネ・ソーヴィニョン10%・メルロ10%と。