1990　アニア　カステッロ・ディ・ガッビアーノ

2003/11/8 初日 濃い目のルビーだが縁の方は熟成を感じる薄さ。粘性はしっかり。 香りは樽香を感じる木質のしっかりしたもの。それに完熟のイチゴ。前面に感じる樽香のはるか遠くの向こうの方から甘い退廃的な香りをようやく感じとれる。超完熟のイチジクとか、そんな感じ。 口あたりが非常にソフトで、クリアな感じがするのは熟成のなせる業。基本的に樽＞果実味なものの、１３年の熟成でも果実味の甘さを感じるところはさすが。硬派だがしっかりしたいいワイン。 同じ９０ヴィンテージならレ・バルツェが近い印象。どちらもちょっと抽出しすぎというか、力んでしまった造りのように感じる。そして、これらよりもはるかに安いルンガロッティの９０に大差で負けてる。。。 ２日目 バルサミコっぽい酸とカカオっぽい苦み。やや軽い味わいになったか。さすがに" 落ち"が早い。 ＣＰは残念ながら。。。

メモ 1990 PERANIA CASTELLO DI GABBIANO 近所のIで購入6980円