1997 マコン・ピエールクロ "レ・シャヴィーニュ" ギュファン・エナン

2003/5/1
MACON-PIERRECLOS "LE CHAVIGNE"
初日
ヴィンテージや畑名まで入った良質のコルク。例の赤茶色のものではない。グラスに注いだワインの色は金色を帯びた濃い黄色。照り照りだが透明感があってきれい。粘性も高い。
香りは果実香よりもハチミツの香りが優勢。わずかに白い花のような爽やかなニュアンスがあって、レンゲハチミツという感じ。あとはほんのりバニラとか。ジャドのサン・ヴェランに似ている。もっと湧き出すように香ってほしいところだが、まぁこんなもんかなと。
味わいは香りほどの濃さはなく、やや平面的かも。甘さよりも酸っぱさ寄りな味わい。余韻にさわやかでしっかりした酸を感じる。やはりこの余韻の短さというか尻すぼみな感じがマコンのワインなのかな。ヨーグルトを食べた後のような粉っぽいニュアンスが口の中に残る。
色と香りは及第点、味わいと余韻は価格とのバランスでいうとちょっともの足りない。
ギュファン・エナンといえどもこのクラスのワインはもう少し早く飲むべきだという気がする。


メモ
1997 MACON-PIERRECLOS "LE CHAVIGNE" GUFFENS HEYNEN
福岡のDで購入4000円