1998　サン・ヴェラン　"ドメーヌ・ドゥ・ボワ・ド・フェ"　ルイ・ジャド

2003/3/10 初日 割と濃くて金色を帯びたきれいな黄色。ミツの香りが華やかに立ち上がる。 グレープフルーツの甘い香りを濃縮したような香り。 ちょっと白い花のような爽やかな香りも。重くならずに、上品で軽い果実の甘さ。 少し経つとほんの少し紙粘土風の熟成香。 味はグレープフルーツのような酸と果実味が心地よく、４年の熟成が 非常にいい方向に効いている感じがする。熟したぶどうでしっかり作られ た白という感じ。ブルゴーニュらしく、上品で飾らないおいしさ。 ２日目 グレープフルーツの熟した香りや、花の蜜の香りがパワーアップ。樽を効かせた わけではない、ピュアな爽やかさのある甘い香りがなんともいえない。酸がうまく 働いていると思う。これはおいしい。 つい先日イタリアの高ＣＰの白を飲んで、マコネのすべての白を上回るようなことを思ったが、こういうのを飲むとフランスの白の個性を感じる。ルイ・ジャドの白、いいですねー。

メモ 1998 SAINT-VERAN "DOMAINE DU BOIS DE FEE" LUIS JADOT 近所のSで購入1490円。